きれいで不思議なパターンなので、どんなメカニズムでつくられているか興味を持っている人は多いと思います。
(撮影は070813山梨)
去年の夏前に購入した本ですが、やっと読み終わりました。
シマウマの縞 蝶の模様 エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源
ショーン・B・キャロル / / 光文社
ISBN : 4334961975
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進化発生学はここ20年ぐらいの間に飛躍的に発展した分野で、動植物の進化を、分子生物学の手法を使って卵から成体にいたる過程(発生)の変化/進化として研究しているのだそうです。
遺伝子やタンパク質などなじみはないのですが、この本は面白く読むことができました。人間とチンパンジーは99%同じ遺伝子を持っている、という話を聞くことがありますが、この本を読むと進化の方法が分かったような気になります。なにしろ、ゲジゲジも蛇も人間も発生過程のバリエーションで、道具立てとしてはほとんど同じものを使っているのだそうですから。
[080113]