北杜市の自生地の林に行ったのですが、一頭も飛んでいなかったので、あきらめて
オオムラサキセンターに勉強に行きました。
広い網で覆われた生態観察施設にはたくさんのオオムラサキと子供連れとカメラマンがいました。樹液だけでは育てるのが大変なのでしょう、バナナやメロンの餌場にはオオムラサキが群がっています。国蝶のちょっと浅ましい姿ながらきれいな翅の模様などをゆっくり観察することができます。
展示場では、固有種で美しくて分布が広く農作物に害を与えないという基準でギフチョウやアサギマダラなどに勝って国蝶に選ばれたといういきさつが書かれていて、ホウホウとうなづいてしまいました。納得性というのは大事ですね。
[070701]